S_a_k_Uの日記みたいなDB

~サクゥーと呼ばないで~

文化の違い

昨日読んだ下記の記事で、
Ouobpo > ドメインモデルに対する日米の温度差
http://ameblo.jp/ouobpo/entry-10036477015.html
モデリングのパターンとして、
・Transaction Scriptパターン
・Domain Modelパターン
があるとしたとき、実は2つは排他的な関係ではないような気がしてきた。
ビジネスモデリングや初期の分析においては、Domain Modelパターンでモデリングしてるような気がする。
分析から設計に近くなればなるほど、Transaction Scriptパターンにシフトしていくみたいな。


「海外では人がシステムに合わせればいい」という考えであれば、業務分析してモデルを検証して業務としてあるべき姿を見据えてながらシステムを考え、とは言えシステム的な制約もあるから業務も合わせていくという、双方の「歩み寄り」があるような気がする。
システムの利用者は業務側から、分析者はシステム側から対等な立場な感じで。
ということから、ビジネスモデリングからのDomain Modelパターンが起点となるため注目される。


「日本ではあくまで既存の業務のあり方は変えず、システムを人に合わせなければならない」という考えであれば、分析しようが、検証しようがシステムが一方的に業務に対して従順でなければならないような気がする。
システムの利用者は業務側から、分析者はシステム側から上下の立場な感じで。
ということから、ビジネスモデリングはスルーしてTransaction Scriptパターンでの実効性に共感する。


日本での生産性があがらない?国際競争力の低下?の理由がこういうことなような気もする。
官僚に限らず、いろんな意味での既得権益があるというか、生産性があがる=仕事がなくなる人がいるって構図だろうし。
現状維持が相対的には下方傾向になってるみたいな。
そういう背景と現実のような気がするなぁ〜