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~サクゥーと呼ばないで~

VMwareの仮想マシンでスナップショットのゴミが残る問題

適切に削除されなかったスナップショットの取り扱い方法【仮想化プラットホーム VMware vSphere】 | 仮想環境(VMware)エンジニア技術ブログ
ARCserveでバックアップ実行時のスナップショットの作成で、エラーとなってしまった場合などなど。
【作業は自己責任でバックアップ等を忘れずに、でお願いします】
作業は仮想マシンを停止して実施すること。
実施する作業は、全てvSphere Clientで可能。

状況

スナップショットなんて作ってない(残ってない)ハズなのに、データストアにスナップショットの連番ファイル("hogehoge-nnnnnn.vmdk")が存在する。
仮想マシンのVMXファイルのディスクの定義(scsi0:n.fileNameの記述)で、VMDKのファイル名がスナップショットの連番ファイルになっている。

1)新たなスナップショットを作成

仮想マシンを右クリックして、[スナップショット]-[スナップショットの作成]

2)スナップショット マネージャからすべてのスナップショットを削除

仮想マシンを右クリックして、[スナップショット]-[スナップショット マネージャ]

3)VMのVMXファイルを確認

scsi0:n.fileNameが、スナップショットの連番ファイル("hogehoge-nnnnnn.vmdk")でなく、VMDKファイルのファイル名("hogehoge.vmdk")となっていることを確認する。
scsi0:0.fileName = "hogehoge.vmdk"でOK
scsi0:0.fileName = "hogehoge-000010.vmdk"はNG(←2)の作業前はこうなってる)
scsi0:nのnは、仮想マシンで作成したディスク数あるので、その全てを確認する。
確認方法は「データストア ビューワでVMXファイルをダウンロードして確認」、もしくは「コンソールからログインして確認」で確認する。

4)不要なVMDKファイルを削除

データストア ビューワを起動(VMwareサーバを選択し、[構成タブ]でハードウェアのストレージを選択し、データストアを右クリックして[データストアの参照])し、不要なスナップショットの連番ファイルを削除する。
スナップショットとして必要だったファイルは、2)の操作で削除される。
また2)の操作で、VMDKファイルが最新の仮想マシンの状態となっているため、データストア上のスナップショットの連番ファイルは不要となる。

データストア ビューワの起動方法

(a)「Mwareサーバを選択し、[構成タブ]でハードウェアのストレージを選択し、表示されたデータストアを右クリックして[データストアの参照]」
(b)「仮想マシンを選択し、[サマリタブ]で表示されたデータストアを右クリックして[データストアの参照]」