S_a_k_Uの日記みたいなDB

~サクゥーと呼ばないで~

Windows Server 2008 R2で異なるドメインユーザからのアクセス

Windows Server 2008 R2の共有フォルダにEveryoneでアクセス権を設定した場合に、サーバと同一ドメインユーザであれば認証ダイアログが表示されることなく、共有フォルダにアクセスすることができる。
ところが、異なるドメインユーザが共有フォルダにアクセスすると認証ダイアログが表示され、ユーザIDとパスワードを要求される。
はてはて?と調べてると、異なるドメインユーザ(あるいはローカルユーザ)がアクセスしてきた場合には、サーバのビルトインアカウントのGuestとしてアクセスすることになるらしい。
Windows Server 2008 R2(Windows 7も)では、デフォルトでGuestが無効になっているので、有効にすることで認証なしで共有フォルダにアクセスすることができるようになる。
匿名ファイル・アクセスを許可する − @IT
Windows 7時代のワークグループ・ネットワーク 第1回 − @IT
コンピュータ系サラリーマンブログ: 共有フォルダがEveryoneアクセス可能なアクセス権なのにユーザー認証が求められる?ユーザー認証が求められなくなる方法Guestユーザー

ローカルセキュリティポリシーとANONYMOUS LOGONと匿名アクセス

調査途中で、ローカルセキュリティポリシーの設定による対応を行ってみたが、ローカルセキュリティポリシーとANONYMOUS LOGONの設定を行っても、認証ダイアログが表示されていた。
逆にローカルセキュリティポリシーとANONYMOUS LOGONの設定をしなくても、Everyoneでアクセス権を設定し、Guestを有効にすることで認証なしでアクセスすることができるようになった。
Windows Server 2008 のファイル共有への 匿名アクセス を有効にする方法 « Mimori's Algorithms Press
これは、もしかしたらグループポリシーに依存するような動作なのだろうか???

Windows Server 2008 R2からWindows Server 2003 SP2の共有フォルダへのアクセスが遅い

尋常じゃないレスポンスだったので、調べてみるとSNP(Scalable Networking Pack)という仕組みが悪さをしているらしい。
予期せぬ挙動が!? 新機能 Scalable Networking Pack をご存知ですか? - Ask the Network & AD Support Team - Site Home - TechNet Blogs
Owl's perspective: WindowsのSNP(Scalable Networking Pack)を無効にする
Windows Server 2008 R2 導入後に行うべき設定〜Network編 « MCTの憂鬱
WS2008R2→WS2003SP2へのアクセスが超遅い « kamepress
物理サーバ上のWindows Server 2008 R2仮想マシン上のWindows Server 2008 R2で、グローバルTCPパラメーター(netsh int tcp show globalで表示される設定値)を確認すると、異なる値が設定されていた。
インストール時にサーバのデバイスを検知して、自動で設定を行っているのだろうか???
結局該当のサーバは、

netsh interface tcp set global autotuninglevel=disabled

「受信ウィンドウ自動チューニングレベル」の設定を無効にして、レスポンスが改善した。
Windows VistaのTCP受信ウィンドウの自動チューニング機能によって、ネットワーク性能が落ちてしまう現象 : 投稿 : HotFix Report BBS