プログラミングの経験が(殆ど)ない新人の最初の教育メニュー
とりあえず、自分が担当するときのメニュー。
それ以降も「使ったら?」と言っても使ってる気配がないので放置。
【必須】SQL、Java、JDBC、HTML、Servlet
【時間があれば】JSP(JSF)、CSS、JavaScript
テーブルemployeeとsalaryを用意しとく。
・employeeの一覧を表示する
・employeeIdを入力して、salaryの一覧を表示する
・employeeとsalaryのJOINの一覧(氏名と給与額など)を表示する
時間があれば、全てServletで作って、その後JSP化あるいはJSF化。
2画面、3画面目からJSP、JSFってのもあり。
さらにCSSで画面を小奇麗にしたり、JavaScriptでクライアントサイドとか。
基本はSQLとJava(というかプログラミング)。
それぞれのゴール。
SQL/JDBC
JDBC-TECHSCORE-
@IT:連載:Javaデータアクセスの基礎 第2回
接続はあくまでおまじない的にしといて、ここではJDBC DriverとかConnectionなどのJDBCとしての登場人物の存在を認識しておいてもらう(iBATISなんかのフレームワークで隠れているため)。
Type4までの生い立ちや仕組みの理解などはとりあえず置いとくw
それから、SQLのSelect文で「テーブル名」「カラム名」を指定すると、ResultSetに結果が返ってくるということを理解してもらう。
ResultSetには、カラム名でデータが参照でき(ここでカラム番号での参照がダメな理由とかも教えとく)、カーソルの考え方も理解してもらう。
テーブルemployeeはサンプルプログラムのテーブルEMPと同等の構造で、テーブル名とカラム名をちょっとだけ変えておくのがミソw
@IT:SQL実践講座
Java
あくまで、この課題を扱う程度まで。
構文としては、ループとifと、できればtry-catch。
少なくともスタックトレースの見方は理解してもらう。
それから、よく使うutilとしてListとMapくらい?
Stringとかの扱いも、表示のさせ方(カンマ編集とか)とかくらい。
HTML
とほほのWWW入門
とほほ先生に丸投げw
Servlet
サーブレット-TECHSCORE-
@IT:連載 基礎から学ぶサーブレット/JSP 第1回
とりあえずHelloWorldから、「Servlet(プログラム)でHTMLを生成(出力)する」ということを理解してもらう。
web.xmlは準備して、その理解などはとりあえず置いとくw
適当に出力するHTMLをいじってもらって、課題の画面に繋げる。
この時点までにJDBCでデータを取得して、標準出力にデータを出力できるようにしておく。
その上で、出力するHTML上にJDBCで取得したデータを出力すればいいのか!と繋がれば、Servletとしての動作とか理解できてるハズ。
web.xmlはその後。
JSP/JSF
JSP-TECHSCORE-
@IT:連載 基礎から学ぶサーブレット/JSP 第4回
JSPでは、JSPのタグがHTMLに変換される仕組みであるってことと、スクリプトレットも書いて、あくまでServletと同じようにJavaのクラスとして動いてることを理解してもらう。
JSFも同様。
CSS/JavaScript
色やサイズを変えたり、onclickのイベントからalertやらくらいかな。