S_a_k_Uの日記みたいなDB

~サクゥーと呼ばないで~

VMwareの仮想マシンをARCserveでバックアップの顛末、の続き

今度はリストアでエラー発生。。。

ログ

アクティビティログを見て、

AE0579 仮想マシン [********] を ESX サーバ [********.] 上に作成することに失敗しました。詳細については、クライアント エージェント インストール ディレクトリ下のログ フォルダ内にある RecoverVM.log を参照してください。

RecoverVM.log を見て、

Err_code: -100 Make_Connection: Exception Raised - System.Net.WebException: HTTP

HTTPに関する通信でコネクションが確立できなかった的なエラーっぽい。

心当たり

そういえば、ARCserve VMware 環境設定ツールでESXiサーバに接続するときに、HTTPはNGでHTTPSがOKだった。
認証情報をやり取りするので、それはそれでOKかと思ってたが、リストア時にはHTTPでないとダメなのか?
仮想マシンの復旧」でのリストア時のオプション等を確認してみたが、HTTP/HTTPSを選択するような設定はないし。
ということで、ESXiサーバ側の設定でHTTP通信を許可するような設定が必要なのではないか?と。
元々VMware ESXiサーバのWelcomeページに、「http://ESXiサーバ/」でアクセスすると、「https://ESXiサーバ/」にリダイレクトされてたので、HTTP自体はファイアウォールでブロックされてはないっぽいし。

HTTP通信の設定

Agent for Virtual Machines ユーザ ガイド r15 CA ARCserveR Backup for Windows
の「ESX Server 4.0 システムでのHTTP 通信プロトコルの設定」(p158)を参考に設定を行ったが、eタグのid属性は"5"ではなく"1"だった。
説明に"SDK でサポートされている…"という文言があることから、「serverNamespaceが"/sdk"となっているidのaccessModeを"httpAndHttps"に変更する」ってのが説明としては適切っぽい。

【変更前】

<_type>vim.ProxyService.LocalServiceSpec
httpsWithRedirect
8307
/sdk

【変更後】

<_type>vim.ProxyService.LocalServiceSpec
httpAndHttps
8307
/sdk

これで、念のためMware ESXiサーバから再起動して、リストアできることが確認できた。
また、ARCserve VMware 環境設定ツールでもHTTPで通信可能となった。