S_a_k_Uの日記みたいなDB

~サクゥーと呼ばないで~

そこまで?どこまで?拘るん?

土日は、アースシネマズ姫路の「ウシオプレミアムシアター」というスクリーンで鑑賞。
ドルビーアトモスDolby Atmos)」という音響の仕組みで、クリスティ社の「クリスティ・ヴィヴ・オーディオ」という音響システムらしく、そんな説明を聞いてた訳ですが。
姫路創業の「ウシオ電機」という映写機のランプの世界シェアNo.1の会社があって、クリスティ社は子会社になるらしい。
ネーミングライツで親会社の社名を付けてるだけあって、構成が同社のフラッグシップという位置付けで、機器のレベルが高いようで、音響チームの人が「再現性が高い」とか「音の解像度が高い」とかって言い方してた。

個人的には「別の音に隠れるような音が聞こえる」とか「飛び散る小石の音やら機械音やら金属音の細かい”粒”の音が聞こえる」という感じで「すげぇ~」ってなった。

家での視聴環境がという話もあるけど、劇場版はTOHOシネマズ岡南とイオンシネマ幕張新都心でも観てて、幕張新都心で空間表現の「おぉ~」って印象とも違った感じ。
幕張新都心ドルビーアトモスだったみたいで、多分音響空間の違いが大きくて細かい音が気にならんかっただけのような気もする。
幕張新都心では、映像が段ボール箱の中視点の映像の時の段ボールを閉める音で「実際に箱閉められとる音じゃ~」ってなったけど、姫路ではそこのシーンが逆に目立たなかった感じ。
音量も、姫路の方が低音しっかり鳴らしてたけど、ただデカイって感じじゃなくて、大きい音と小さい音の差が姫路の方が広い(聞き手として?ダイナミックレンジが広い)感じがした。
いろいろ気のせいかも知れんけど。

プラシーボ効果やら調整やらリスニングポジションのせいとか要因さておき、アースシネマズ姫路のシアター3・5・9で「クリスティ・ヴィヴ・オーディオ」のシステムを導入しているらしいので、観たい映画で音にこだわってるようであれば、姫路まで観に行く価値があると思うので、観に行くのをお勧めしときます。
岡山ではイオンシネマ岡山の7番スクリーンがドルビーアトモス+ULTIRAなので、設備としてはなかなか全国的にも上位な感じっぽい(幕張新都心と一緒?)ので、そちらでもどうぞ。
他にもIMAXやらTXCとかいろいろありすぎて、よー判らんけどいつの間にかいろいろすごいことになってて、4DXなんかも含めて「体験を売る(買う)」というのを実感している、というかまんまとハマっている今日この頃。ゴジラの咆哮も聴きたい…とか。

また、音響監督曰く、ネイティブでドルビーアトモスの音源だともっとすごいことになるらしく、作り手としては、ネイティブのドルビーアトモス音源で作りたいとも言ってて、隣のプロデューサーに作らせろアピールしてた。
上映したガルパンTVシリーズは2.1ch、OVAは4.1ch、劇場版は5.1chからエンコードした音源だったみたい。
ドルビーラボラトリーズ > スピーカー配置ガイド
http://www.dolby.com/jp/ja/guide/speaker-setup/index.html

それから映像ではTVシリーズで後ろから戦車見たシーンで、後部のエンジンルーム+排ガスの熱気で陽炎で戦車が揺れて見える絵になってるの初めて判ったけど、普通のTVでそれ判るんか?とか。
どこまで拘って作っとんな。あほか(褒め言葉)。